経済学部 経済学科のゼミを紹介します。

教授/副学長脇村 孝平ゼミ

専攻は、アジア経済史、特にインド社会経済史。
近年は、グローバル?ヒストリーにも手を染めています。

私は、講義科目として、「経済史Ⅰ」と「経済史Ⅱ」という二つの科目を担当しています。皆さんの中には受講された方もいることと思います。私は、研究の側面では、アジア経済史(特にインドを中心とした南アジアを対象としています)という分野を専攻しています。しかしながら、演習科目では、皆さんの関心に沿いつつ、より現代的なテーマ(「ポストコロナの世界経済」)を取り上げます。ただし、その場合、長期的な視野で現実を分析する「歴史的アプローチ」を採用したいと考えています。それによって、現実を近視眼的に見るのではなく、世界的視野でかつ俯瞰的眺望で捉えるような態度を皆さんに備えてもらいたいと思っています。

担当演習 演習Ⅱ?Ⅲ
関連科目 経済史Ⅰ?Ⅱ
卒業論文
テーマ例
ゼミ生からのメッセージ

本演習では、主にアジアの新興国と日本経済の関係性を学びます。今後の日本経済のあり方、日本の産業が生き残る手段や活路を学びます。またこれらの内容を学ぶと同時に、物事を俯瞰し大局から見る能力を鍛えることができます。本演習担当教員の脇村先生は、自分の知識や経験だけで物事を語ったり、押し付けたりすることはなく、常に個々人の学生に最適な方法や手段を考えてくれます。広く物事を学びたい方、自分の可能性を狭めたくない方に合うのでは、と思います。

教員詳細

教授/学長補佐/大学院経済学研究科長山垣 真浩ゼミ

社会政策(労働政策と社会保障)

私の専攻分野は社会政策(労働政策と社会保障)です。わかりやすくいえば、仕事や暮らしにかかわる問題と政策を研究しています。 春学期には、テキストを使って、社会政策の専門知識を学修します。秋学期には、社会政策に関するテーマで「学生研究発表大会」に出場するための準備をします。 本ゼミ履修者はいくつかのチームに分かれて、「学生研究発表大会」に出場します。「大会」への出場を通して、専門知識の修得、仲間との協働などを実践的に学修します。以上が本演習のメインテーマです。
また、経済学部の全クラスの演習ⅡA/Bにおけるサブテーマとして、「実学としての経済学」、具体的にはGDP、為替レート、金利、などの経済諸指標の連関を学修します。経済諸指標が互いに連動する関係を知っておくと、経済の動きが見通せて、ビジネス?私生活を営む上で実に役に立つからです。私の専攻分野は社会政策(労働政策と社会保障)です。わかりやすくいえば、仕事や暮らしにかかわる問題と政策を研究しています。 春学期には、テキストを使って、社会政策の専門知識を学修します。秋学期には、社会政策に関するテーマで「学生研究発表大会」に出場するための準備をします。 本ゼミ履修者はいくつかのチームに分かれて、「学生研究発表大会」に出場します。「大会」への出場を通して、専門知識の修得、仲間との協働などを実践的に学修します。以上が本演習のメインテーマです。

担当演習 演習Ⅱ?Ⅲ
関連科目 社会経済学Ⅰ?Ⅱ
卒業論文
テーマ例
ゼミ生からのメッセージ

山垣ゼミでは、社会政策論(労働政策と社会保障)をテーマに活動しており、テキストなどを用いて社会政策について学び、わかりやすくまとめ、ゼミ内で発表をしたりします。
その中でも「学生研究発表大会」に力を入れており、毎年のように上位入賞しています。
ゼミの印象は、留学生や編入生など多様な仲間がいるので、知見が広がると思います。
先生の印象は、真面目な印象を受けます。それと言って堅物ではなく、気軽に質問をしても的確に返してくれます。社会人の経験もおありなので、企業のことなどいろいろな知識も得られるところもポイントだと思います。

教員詳細

教授前鶴 政和ゼミ

日本経済と経済政策

本演習では、ミクロ経済学やマクロ経済学の知識を用いて、中福在线,连环夺宝感染拡大の影響も含め、日本経済の抱える諸課題とその解決策を中心に、学修を進めていきます。3年次の演習Ⅱでは、秋学期の学生研究発表大会における発表に向けて授業を運営します。4年次の演習Ⅲでは、卒業研究の作成に向けて授業を運営します。
本演習は、皆さんが経済学の専門知識を深め、社会で活躍するために必要な経済問題の解決について考察する能力の修得を図っていきます。

担当演習 演習Ⅱ?Ⅲ
関連科目 産業組織論(独占)
卒業論文
テーマ例

教員詳細

教授荒木 康代ゼミ

労働問題、労働と生活、ワークライフバランス

この演習では、主に現代日本の労働問題と個人の生活の関連について、様々な労働統計や調査、文献を使って学習します。さらに、学習を通じて、これからの働き方や生き方について考えるとともに、現在日本の諸問題について分析できるようになることを目的とします。具体的には、正規非正規格差や男女の賃金格差を始めとした格差の拡大や長時間労働や男性の育休取得の少なさに代表される仕事と家庭の両立困難(ワークライフアンバランス)などを扱います。 初回から数回は労働問題の概略について学び、その後グループによるプレゼンテーションやディスカッションを行います。

担当演習 演習Ⅱ
関連科目 社会政策
近代経営史
中小企業経営論

教員詳細

教授小巻 善郎ゼミ

景気循環?経済成長(少子高齢化?人口減少社会が日本経済に及ぼす影響)

演習Ⅰでは、日本経済の現状把握と短期景気予測を行うための手法を学修します。マクロ経済学の理論も応用し、個々の経済データが分析できることを目的としています。
演習Ⅱ?Ⅲでは、少子高齢化?人口減少社会が日本経済に及ぼす影響を様々な面から学修します。長期的な観点から日本経済が展望できることを目的としています。(なお演習Ⅲは卒業研究が中心になります)
いずれの演習も、長年にわたる銀行?証券での実務経験を活かし、実学としての経済学の習得に力点を置いている演習です。

担当演習 基礎演習
演習Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ
関連科目 金融論Ⅰ?Ⅱ
銀行論Ⅰ?Ⅱ
卒業論文
テーマ例
ゼミ生からのメッセージ

ゼミでは個性豊かな学生が所属しており、講義一コマで全員が発言しないことはありません。1冊の日本経済の参考書をゼミ生全員が読み、担当になった学生がプレゼンテーションを行い、経済知識を人前で伝える難しさ、プレゼンテーション能力が身に付けることができます。最後に経済ニュースも扱うこともあり、他の学生やエコノミスト等の考えを聴くことができ視野を広げられるかと思います。

教員詳細

教授朱 東平ゼミ

日本経済の諸課題

演習では、新聞や雑誌の経済記事に対して問題提起と討論を行うことにより、皆さんが講義科目で修得したさまざまな専門知識、とくにマクロ経済学とミクロ経済学の基礎知識を用いて、日本経済の直面する諸課題について分析できるようになることを目的としています。1年生と2年生のときに、ミクロ経済学やマクロ経済学などの科目を学修し、深く理解することを期待します。
演習Ⅰではゲーム理論など経済学の基礎について学修します。演習Ⅱ及び演習Ⅲでは、卒業論文の作成に向けて、自らが関心のある研究テーマを選び、講義科目で学んだミクロ経済学やマクロ経済学の理論を用いて研究を進め、論文作成の基礎を身に付けます。
演習Ⅰでは、担当教員の指定した教材を中心にグループ単位で学修します。演習Ⅱでは、自らの選んだ研究テーマを中心にグループ単位で研究します。演習Ⅲでは、自らの研究テーマについて個人単位で卒業研究に取り組みます。

担当演習 基礎演習
演習Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ
関連科目 ミクロ経済学Ⅰ?Ⅱ
卒業論文
テーマ例
ゼミ生からのメッセージ

(演習Ⅱ)
?ゼミでゲーム理論を勉強したり、グループで発表したりして楽しかったです。
?分かりやすく、かつ自分の力にもなるゼミ。卒業論文の書き方を的確に教えてもらえる。
(演習Ⅲ)
ここのゼミでは論文を書くために必要な知識や発表する力が身につきます。将来就職したときに役立つことが多く学べるのでおすすめです。

教員詳細

教授畑佐 伸英ゼミ

国際経済の課題と政策対応

演習では、国際経済の動向やアジアを含め各国経済の状況などを学びながら、これらの分野の中から興味や関心のあるテーマや課題を選定してもらい、各自で調査?学習を深めて発表するという作業が中心となります。こうした活動を通して、グローバルな視点を養うとともに、課題発見、問題解決、コミュニケーション、プレゼンテーションなどの各種能力を開拓し、ゼミ生一人一人の自主性を高めていくことを目標としています。

担当演習 基礎演習
演習Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ
関連科目 国際経済学
現代経済事情
アメリカ経済論
卒業論文
テーマ例
ゼミ生からのメッセージ

演習では、主にアジア経済や世界の経済などに焦点を当てて、様々な国で起こっている課題や問題を解決するためにどのような対策が有効かを考え、各自がさらに学習を進め調べた内容をもとにプレゼンテーションを行います。先生も優しく指導してくださるので、発表の能力や思考能力はここから培われると思います。ゼミには留学生も含め色々な人がいて、楽しく雰囲気も良いです。

教員詳細

准教授藤田 峻ゼミ

応用ゲーム理論

藤田ゼミではゲーム理論や行動経済学を応用して,身近な現象から大規模な社会問題まで,様々な社会現象?社会問題を考えます。ゲーム理論は,多様な社会現象?社会問題を分析することが可能です。たとえば,労使関係や,ライバル企業との競争関係なども考えられますし,国などによる様々な政策の効果や,個人の意思決定も分析できます。
ゼミでは卒業研究を目指して,主にゲーム理論を用いた戦略的思考を学び,これを活用する能力を養うことを目的とします。理論的に考える練習をすれば,自分が置かれた状況を正確に把握する能力が高まります。そしてゲーム理論的な思考法を修得することができれば,自分が意思決定を行うときに“理論に基づく合理的な意思決定”を行うことができるようになり,自分の判断により自信を持つことができるようになるでしょう。

担当演習 基礎演習
演習Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ
関連科目 経済学基礎
ゲーム理論
産業組織論(寡占と競争)
ミクロ経済学Ⅰ
卒業論文
テーマ例
ゼミ生からのメッセージ

藤田ゼミでは、ゲーム理論や行動経済学の考え方を用いて、身近な問題から社会的な問題を改善、解決していく方法を考えています。グループに分かれて研究を進め、最終的に学生研究発表大会で報告を行います。今までゲーム理論や行動経済学を学んだことがなくても、基礎から丁寧に教えてもらうことができる点、データ統計等も行うので他の授業でも活かすことができる点が藤田ゼミの良いところだと思います。

教員詳細