このコースでは、金融機関での実務に精通した人材の育成をめざし、金融ビジネスの現場で求められる経済学の基礎知識から、金融実務に関連する経営学や法学などの隣接分野の知識まで総合的に修得します。
さらに銀行や証券?保険会社などで、即戦力となれる能力を養います。
経済学の基礎的な知識を土台に、金融論や金融政策などの金融経済の専門知識とともに、銀行論や証券論、企業財務論などの経営学?商学分野、手形?小切手法や会社法などの法学分野を総合的に学修。経済学の知識に、金融実務に関連する経営学と法学の知識を加えることで、ビジネスの現場で求められる柔軟な思考方法が身につきます。
金融論
金融システム(金融機関、金融市場)の構成や機能、また家計と企業はいかなる金融行動をとっているのか、そして経済における貨幣が果たす役割などについて、基本的な学修を行います。
銀行論(銀行制度)
日本の金融機関の機能や役割、現状の銀行業務と制度の実態と付随する問題について学修。各種金融機関のビジネスモデルの違いなど、具体的な事例を交えた講義を通じて学びます。
金融と法
企業のファイナンス、資金調達、証券投資のルールとして定められている金融商品取引法を学修。金融機関で取り扱う有価証券や証券市場取引全般の基礎知識が身につきます。
銀行での実務経験を持つ教員などが、金融ビジネスの現場で求められる実践的な知識について、自らの体験談を交えて指導。また企業などと連携した体験学修プログラムでは、金融業界での実務を想定した課題解決に取り組むことで、体感を通じて実践スキルを修得できます。
FP(ファイナンシャル?プランニング)技能検定や証券外務員資格、日商簿記検定など、金融機関での仕事に有効な資格試験に挑戦する学生を、正課授業とエクステンションセンターの資格講座によりサポート。資格取得は就職活動での強みとなり、生涯にわたるキャリア形成にも結びつきます。
※この表は2018年度入学生のカリキュラムに基づいて作成したものであり、内容は一部変更となる場合があります。