2021.10.29 トピックス 【経営学部】PBL(課題解決型学習)で八尾市の特産品を使った新商品の試作に挑戦 学生生活 教育?研究 社会連携

経営学部では、実践的な学修として多様なPBL(課題解決型学習)に取り組んでいます。
10/18(月)より、対面授業も再開され、PBLでの活動も本格化!今回は10/19(火)に行われた「やお未来創造委員会」との協働活動の一つ、八尾えだまめを用いた新商品開発に向けた試作会の様子をお届けします。
 
登坂ゼミでのPBL(課題解決型学習)
登坂ゼミ(2回生、3回生、4 回生)では学生たちが、八尾市の中小企業経営者の団体「やお未来創造委員会」との協働で、八尾の特産品“枝豆”を使った商品企画に挑戦しています。遠隔授業が中心だった春学期には、新商品のアイデア出しや、商品コンセプトの決定、パッケージデザイン、レシピの考案など、新商品の企画を練り上げてきました。
今回は、これまでに考えた商品の試作を、株式会社 あぷり様の厨房をお借りし実施しました。
 
考案したレシピを試作
グループワークを通じて、事前に考えてきたマヨネーズやシェイク、中国の家庭料理「蛋餅」など、さまざまな枝豆レシピの試作品を作りました。最初は思い通りの味や見た目にならなかったものの、何度も配合を変えながらチャレンジし、味を確かめ、時には調理の現場に立つプロの意見もいただきながら、最後には「美味しい」と思えるレシピが出来上がりました。
 

更なる課題への挑戦


しかしながら、商品開発は「美味しい」だけでは、終わりません。
完成したレシピの材料から、改めて原価を計算すると「販売価格が高くなりすぎてしまい、利益が出ないのでは」という別の課題にも直面しました。今回のPBLの目標は新商品の企画開発、そして販売です。商品の販売においては「利益をあげる」にはどうすれば良いかを考えることが、最大の課題と言えます。今後は、経営学部で学ぶ「理論」を活かし、利益を生み出しながらも消費者にとって魅力的な商品開発に向けた課題解決に挑みます。

【協力?協賛】
やお未来創造委員会