2022.07.29 トピックス 2022年度夏季国際教育プログラム、出発前オリエンテーション実施 学生生活 教育?研究 留学?国際交流

 思い返せば、昨年のこの時期、「コロナの嵐」が吹き荒れる中、本学は、「希望という微かな灯り」を信じて、18人の学生を米国留学へと送り出しました。今年の夏、その「灯り」は、いまだ十分に明るいとはいかないまでも、昨年よりも確実に私たちの足元と行き先を照らしています。長く暗かった「コロナ」というトンネルに、ゆっくりと希望の光が差し込んできました。
 
 今夏、本学は、海外8ヵ国?地域の9つの大学へ約50人の学生を派遣します。出発を目前に控えた、去る7月21日(木)と28日(木)、留学する学生たちを対象とした「危機管理オリエンテーション」が実施されました。
 オリエンテーションの内容は、留学中の様々な有事に対応できる基礎知識や連絡経路の確認、病気や感染症への対策並びに罹患時の初動、現地での学修と生活へのスムーズな適応など、いずれも、学生達の安心と安全にとって不可欠なものばかり。緊張感のある引き締まったオリエンテーションとなりました。担当教職員の指導にも自然と熱が入り、学生達の眼差しに映る真剣さもどんどん増していきます。
 
 未だ不透明な状態が拭えないコロナ禍においても、海外へ飛び出そうとする学生たちの勇気と、英語力などを向上したいという意欲は、本学が目指す「グローバル人材の育成」に大きな希望を感じさせてくれます。
 
 これから、学生たちは順次出発していきます。
 それぞれの目標に向かって精一杯学び、遊び、そして、無事に帰ってくることを祈っています。
 
 本学は、「希望の灯」を守るべく、留学するすべての学生が、所期の目標を達成し、無事に帰国するよう、最大限の支援?指導に取り組んでまいります。
 
 
問い合わせ:
国際教育交流センター(花岡キャンパス、E号館1階)
kokusai@keiho-u.ac.jp