2022.11.18 トピックス 【経済学部】「社会人基礎力を培う」をテーマに企業人事担当者にご講演いただきました キャリア?就職 教育?研究

経済学部2年生が受講する11月4日(金)のキャリアデザインB第6回講義では、企業の人事担当者をお招きした特別講演を実施しました。講演では、実社会で活躍されている社会人から「社会人基礎力を培う」をテーマに実際の働くやりがいや厳しさ、社会から求められる人材について学びます。


今回は、大阪に本社を置く2021年に設立70周年を迎えたナカバヤシ株式会社で人事採用を担当している管理統括本部  大阪人事部の杉野 七美様にご登壇いただき、「製造メーカーでのキャリアと働き方」と題してお話いただきました。
ナカバヤシ株式会社といえば、アルバムや製本事業で国内最大手のシェアを有するメーカーです。市場環境やお客様のニーズに対応した事業展開をしており、私たちが購入できる製品だけでなく、法人にも商品やサービスを提供しています。



これまでの授業では、主要な業界について学び、グループに分かれて企業を比較し発表に取り組んできましたが、今回の講演で一口にメーカーといっても様々な形態があることを学びました。
また、人生100年時代となり、働く時間(年数)が長くなる世代の学生たちに「好きなモノを扱っているということだけで仕事を選ぶことが果して幸せなのか」という視点でもお話しいただき、就職活動だけではなく、自分のキャリア(人生)を考える良い機会となりました。
学生たちは、普段接することが少ない社会人からの話を興味深く聞き、卒業後、どのような働き方をしたいか考えていました。また、社会課題に対して取り組める企業が伸びていくなど、経済学部生としての視点で長い目で深く、広く物事を見ていく大切さを感じていました。


講演を終えて、学生たちからは様々な感想が寄せられました。
〇今回の講演を聞いて、メーカーの働きがいと同時に商品を作る難しさを学びました。就職でメーカーは考えていませんでしたが、今回、杉野さんの話を聞いて興味をもったのでインターンシップにいきたいと思います。
〇好きな商品にかかわる仕事に就くことが本当の幸せなのか?という視点が自分自身のこととして就職活動を前に改めて考えさせられました。
○同じメーカーでも、サプライチェーンのカバー領域や商品寿命、保管方法など様々な違いがあることを学んだ。自分が就職するなら、どのような働き方をしたいか考える良い機会になりました。
○SDGsや地球温暖化問題解決へ向け、取り組める企業は伸びていくと感じました。
○長い目で深く、広く物事を見ることの大切さを知ることができました。これから生きる上で自身もあらゆる場所でアンテナを張り、疑問を見つけるなど、考え続けるということを大切にしていきたいと思いました。
(コメントシートから抜粋)


これからも経済学部のキャリア形成科目では、実社会で活躍する社会人から特別講演を実施します。4年間一貫したキャリア教育をはじめ、就活実践セミナーなど経済学部独自のキャリア支援によって、リーディングカンパニーへの就職をめざします。