2022.12.16 トピックス 【アスリートキャリアプログラム】アテネオリンピック女子ハンマー投げ日本代表 室伏 由佳氏による特別講演を開催 キャリア?就職


2022年12月7日(水)、アスリートキャリアプログラムにおけるトップアスリート特別講演が開催されました。このプログラムは「文武両道」を目標に掲げ、学生の本分である勉学に取り組む一方で、クラブ活動においての目標設定の持ち方、組織や個人が直面する課題に対するその解決方法のヒントを得る機会として、また、体育会系クラブ生が持つ特性の最大化と行動力及び実践力の向上を図り、在学中において高い付加価値を持った人材育成を図る目的で実施しています。
 
今年度は、元アテネオリンピック女子ハンマー投げ日本代表の室伏由佳氏(順天堂大学スポーツ健康科学部 准教授)による特別講演会を開催しました。

 

―どれだけ自分を知ることができるか、可能性への挑戦―

講演では、成功体験だけではなく、様々な挫折や失敗の経験も踏まえ、今後、社会領域へと踏み出す大学生にとって、多角的視点を持つことを学び、吸収することが多い内容でした。ハンマー投げという種目に挑戦しようとしたきっかけから、自分に合った練習方法の見つけ方や物事への考え方の変化を学ぶことに加え、世界レベルで競技に取り組んできたスポーツへの姿勢、その人生を通じた「自らのキャリア形成」についてご講演いただきました。
 
講演を聞いた学生たちの中からは、「中間目標という言葉が強く印象に残っています。大きな目標に向かって歩むよりまずは小さな目標を立てることから始めてみようと思いました。」「緊張したときの対策方法について、特に就職活動の面接などで悩んでいたので、勉強になりました。」など、生き生きとした感想が多く寄せられました。



本学ではこれからも、学生がスポーツそのものから得られる事柄を改めて捉え直すと共に、今後の競技意識の向上につなげ、また、自身のキャリアについて考える機会を提供したいと考えています。