2022.12.23 トピックス 法学部 西脇ゼミで留学生との交流授業を実施 教育?研究 留学?国際交流

 12月20日(火)、法学部の西脇邦雄教授の1年生基礎演習クラス及び2年生演習Ⅰクラスにおいて、外国人留学生を招いての「合同交流授業」が実施されました。今日は、その様子を紹介します!
 
 多くが公務員を志す法学部生にとって、地域で共に暮らす外国人住民の声に耳を傾け、生活や行政の現状を知ることもまた、重要な学修の一つです。そこで、西脇ゼミでは、例年、日本に住む外国人を取り巻く諸問題、社会政策などをゼミテーマの一つに取り上げ、その一環として、外国人留学生を招いての「合同交流授業」を実施しています。
 
 今回は、法学部以外の学部に在籍する、ベトナム、中国、ウクライナ、モンゴル、インドネシアの留学生たちがここに招かれ、母国の紹介、自身の経験から感じる日本社会の印象などについて語ってくれました。最初は緊張していた留学生達ですが、スライドに映し出される故郷の風景や思い出に話が及ぶと、その表情は、次第に嬉しそうに、また、どこか誇らしげなものへと変わっていくのが分かりました。
 プレゼンテーション終了後に行われた交流会では、日本人学生から「好きなスポーツは?」「日本でのアルバイト経験は?」「日本語学習歴と方法は?」など留学生への質問が絶えることはありません。終始笑顔+和やかな雰囲気が場を包み、日本人学生と留学生の距離はみるみる縮まっていきます。



 この日の授業を終え、西脇教授からは「合同交流授業を実施する度に、学生間の交流では言葉の壁を越えた理解力が働くように感じます。通常のゼミとは活気が違いましたね」との感想。
 
 日本人学生と外国人留学生が、共に学び、互いを尊重し合い、新たな価値を創造する。本学は、そのような教育?交流活動を今後も実践し、積極的に発信していきます。