2024.03.04 トピックス 【経営学部】令和5年公認会計士試験に合格した 橋本陸人さん(経営学部3年生)より喜びの声をいただきました 教育?研究 資格




経営学部3年生の橋本陸人さんはSコースや引地教授のゼミで学修に励み、2年生の12月には短答式に合格。そして昨年の12月、目標としていた公認会計士試験に現役合格しました。公認会計士試験は合格率約10%の難関試験。このような試験に合格できた裏側には、橋本さん自身の努力と大学のサポートがありました。
 
 
公認会計士を志したきっかけを教えてください。
高校生の時に簿記を勉強し、会計を通して企業や社会の動きを捉える面白さを実感したことがきっかけです。公認会計士をめざすために最適な進路を調べていく中で、充実した学修環境を知り、経法大に入学を決めました。


 
公認会計士試験合格に向けて取り組んだ学修を教えてください。



Sコースや引地先生のゼミでの学修が合格できた大きな要因だと感じています。Sコースは資格試験対策に特化しており、試験に直結する学びができました。さらに、ゼミでは実務の背景にある深い理論を学修したため、理論と実務が結びつき、理解がさらに深まりました。
経法大の卒業生で、在学中に公認会計士試験に合格し、監査法人を経て本学に教員として戻ってこられた藤原先生にもお世話になりました。ご自身の監査法人での経験に基づいて“現場ではこうだった”といったご指導をいただき、文面だけでは分からない理論の部分も具体的にイメージしながら理解を深めることができました。とても感謝しています。自分がめざす道の“少し先”を歩んできた先輩(藤原先生)が、いつも近くで支えてくれたのは心強かったです。
また、会計学以外の経営知識を得ることも公認会計士の実務に役に立つと考え、経営学やマーケティングなどの科目の授業にも力を注いできました。マーケティング専攻の学生とのグループワークでは、“こんな考え方もあるんだ!”といった自分とは異なる視点からの気づきもたくさん得られ、興味深かったです。
 
 
今後の目標を教えて下さい。
2月からは大学の授業と並行して、有限責任監査法人トーマツでの研修がスタートします。IFRS(国際会計基準)関連部署への配属を希望しており、国際的な公認会計士になりたいという目標に加えて、学術的な意味でも日本と世界の会計基準の違いには強い関心を持っています。その関心を突き詰めていくため、将来的には研究の道に進むことも視野に入れています。もし研究者となるときは、ぜひ、経法大に帰ってきたいですね。藤原先生が僕にしてくださったように、自らの経験を生かして後輩たちの教育にも携わりたい。そしてたくさんの公認会計士を輩出し、“会計に強い大学”という経法大のブランドイメージを社会に根付かせていくことに貢献できれば、とても嬉しいです。
 
橋本さんが今後さらに大きな夢を叶えて本学に戻ってきてくださることを教職員一同楽しみにしています。