2021.08.14 トピックス中国?復旦大学（上海）による特別講義－OUEL 海外協定校チャンネル 2021第九弾－教育?研究  留学?国際交流

6月から大阪経済法科大学と世界をリレー講義で繋いできた「OUEL海外協定校チャンネル」も折返し地点に差し掛かります。カンボジア→ベトナム→オーストラリア→マレーシア→インドネシア→モンゴル→ウクライナ→ウズベキスタンへと引き継がれてきたバトンは（ページ最下部参照）、「常連校」でもある中国?復旦大学（上海）へと渡ります。

春学期の最後を飾るのは、中国のトップ校として知られる、復旦大学の沈浩教授（以下、沈教授）。長年にわたって日中関係を研究されている研究者で、本学とは金石の交わりをしてきた仲でもあります。

昨年も大盛況だった沈教授の講義。中国と日本、２つの国民性の底にある「同（似ている所）」と「異（違っている所）」について、両国の背景（歴史）をダイナミックに捉えながら論じていきます。
今回のトピックスでは、講義の内容を詳細に紹介するのではなく、受講した学生の目線から、この講義の魅力に迫りたいと思います。

参加学生の声

高校時代、中国人の友人がいたのですが、その子の考え方や行動が理解できないことがありました。何かがちょっと違っていたような気がします。そこで、今日の授業を聴いて、その「ちょっとした違い」には歴史や文化など、様々な根拠があるということに気づきました。まだまだ知らない事が多くあると思うので、今後も積極的に学んでいきたいと感じました。-中福在线,连环夺宝一年生-

私は中国からの留学生です。今回の講義は、中国と日本の違いや共通点が探すことができた点が大変良かったです。また、今後の日本人との相互理解のための参考になりました。ただ、今後さらに理解を深めるには、日中両国の歴史などはもちろんですが、より専門的な日本語を修得する必要があると感じました。-中福在线,连环夺宝1年生/留学生-

日本で学ぶ中国の留学生にとって、たくさんの面白い収穫があったと思います。-中福在线,连环夺宝1年生/留学生-

去年も沈先生の授業を受講したのですが、やはり興味深く楽しかったです。講義の最後に紹介してくれた、本学との交流プログラムで撮った写真はとても楽しそうで羨ましく思いました。コロナが落ち着いたら、先生が講義でおっしゃっていた人的な交流を体験したいです。-中福在线,连环夺宝2年生-

やはり、今回も「大盛況」となりました。

春学期の「OUEL海外協定校チャンネル」は以上です。この後、夏休みをはさんで、秋学期から、また「講義のバトン」が世界を駆け巡ります。

復旦大学とは

「北の北京大、南の復旦大」と、北京大学とならび称される、中国を代表する名門大学（（日本でいう京都大学）です。中国で最初に外国人留学生を受け入れた大学の一つであり、留学生の数も上海でNo.1。本学との交流の歴史も古く、協定締結年度である1997年から現在まで、研究者間?学生間の双方において、数々の交流事業を推進してまいりました。

「OUEL海外協定校チャンネル」とは

「コロナ禍で留学に行けなかった学生にワクワクする体験を！」との強い想いで企画されたプログラムです。本学海外協定校による本学のためだけの特別講義。今年度は、世界15カ国?地域、16大学/教育機関の教授陣の授業を聞くことができます。【予告編はこちら】

世界中の大学と本学を繋いで実施するリレ―講義です。参加者は毎回、新たな国?先生とつながり、そこで得た新たな発見をもとに、自分達の知る「世界」を広げていくことができます。

海外協定校チャンネルの参加者は随時募集しています。詳細はUNIVERSAL PASSPORT（在学生用ポータルサイト）をご覧ください。